「履歴書の志望動機・自己PRは盛っても大丈夫なのか?」
そう不安を考える方は多いのではないでしょうか。
履歴書の志望動機と自己PRは、転職する際の重要な項目になっています。
それゆえに盛ってしまう、うそを書かきたくなるのも実際のところですよね。
履歴書の志望動機・自己PRを盛ったり誇張したり嘘を書くのはありなのでしょうか。なしなのでしょうか。どう書けばいいのでしょうか。
嘘はばれる危険性あり
転職希望先企業への送付や、面接等の時には当然履歴書が必要となります。
書類選考は履歴書によってされるわけですから、志望動機と自己PRはとても大事です。
大事なことだけに嘘をつきたくなります。
しかし、人間うそをつくとかなりの確率でばれてしまいますよね。
よく「目が泳ぐ」といいますが、面接の場面で志望動機や自己PRの嘘がばれてしまうということは珍しくありません。
嘘を書いて面接で堂々と切り抜けられるような人は、それはそれで才能なのかもしれません。
しかしふつうは嘘をつくとばれる可能性が高いです。
面接官は様々な志望動機・自己PRを見てきたプロなので、なかなか嘘をつきとおすのは難しいです。
嘘がばれると、うそをつく人材ということで落とされてしまうので、志望動機・自己PR欄に嘘を書くのはやめておいたほうがいいでしょう。
話を盛ったり誇張はよくあること
嘘と誇張は違いますよね。
多少話を盛ることは仕方がないことなのかもしれません。
自分をアピールする場なので、おとなしく書いていてもアピールにはなりませんからね。
大げさすぎる誇張はやめましょう
ただ、あまりに大げさすぎる誇張はやめておいたほうがいいです。
1を3ぐらいに誇張するのはアピールの一つとして仕方のないことですが、1を10に誇張するのはもはや嘘といってもいいのかもしれません。
このあたりの加減は難しいですが、面接で突っ込まれても大丈夫な程度の誇張にしておきましょう。
効果的な志望動機・自己PRとはどんなもの?
マニュアル通りは危険
近年では学歴等はあまり重視せず、応募者が歩んできたキャリアや自己PR・志望動機などを元に書類選考を行っている企業が多く、この欄は非常に重要と言えます。
そのためか、面接対策や自己PR欄の書き方のような書籍等もよく販売されていますよね。
しかしこれらのマニュアルなどは企業側も研究しているらしく、そのままマニュアル通りの自己PRを書くと不採用となってしまう危険性があります。
そう考えると、きちんと自分の言葉で書く必要がありますね。
経験をしっかりと書く
転職で中途採用をするのですから、企業側としても即戦力になる人材が欲しいわけです。
そうすると、今までの経験が応募先の企業で役に立つということをアピールする必要がありますよね。
自分が今までしてきた仕事がどのように役に立つのかということを、自己PR欄に書くことが必要といえるでしょう。
志望動機も、今までにしてきた仕事の体験・経験を盛り込みながら書くのがいいですね。
失敗を乗り越えた話など
長く仕事をしていると失敗することもあります。
「その失敗をどのようにして乗り越えたか」
「その失敗をどのように生かして成功に結び付けたか」
「その失敗から何を得たか」
ということは評価されやすいです。
人間だれしも成功ばかりでなく失敗をしています。
面接官も何度も失敗をしたことがあるでしょう。
失敗談は面接官の共感を得やすいというポイントもあります。
難局を乗り越えた話というものは人を引き付けるものです。
成功ばかりをアピールするのではなく、失敗談も適度の盛り込むと内容が濃くなるのでお試しください。
誇張しすぎないように注意
先にもお話ししましたが、多少誇張したり、話を盛ることは構いませんが、あまり大げさになりすぎると白々しい自己アピールとなってしまいます。
適度に失敗談などを盛り込みながら、面接官の共感を得る志望動機・自己PRを作成することを心がけましょう。
嘘は見破られる可能性が高いので、やめておきましょうね。