「SPI3の対策はしなくていいと聞くけど本当?」
SPI3は対策しても仕方がないとよく言われますが、正直なところまったく対策をせずに受検することは絶対にしてはいけません。
SPI3の結果で足切りをされてしまうことがある以上、きちんと対策をしておくことは必要となります。
SPI3の対策方法
SPI3は、多くの企業で採用されているので、新卒採用の際だけでなく、転職の際にも避けては通れないものとなっています。
2016年度調べで、年間11,900社、189.2万人の受検者数となっているので、SPI3対策は必須といってもいいでしょう。
SPI3検査は、能力適性検査と性格適性検査から構成されています。
性格適性検査は、自分自身の性格を判定するものなので特に対策をするという必要はありません。(ただあまりにも極端な性格とならないように注意はしておきましょう。)
そうするとSPI3の対策方法としては、能力適性検査をいかに事前に練習して慣れておくかということに重点を置くべきになりますね。
SPI3の対策イコール能力適性検査の対策ということです。
SPI3能力適性検査の対策方法
能力適性検査は「言語能力検査」と「非言語能力検査」がテストされます。
まず国語能力が試される「言語能力検査」は、長文や新聞をよく読んだり、語彙の意味を理解しておくことが大事でしょう。
また、数学能力が試される「非言語能力検査」は、とにかく問題集を数多く解き、その出題パターン・回答パターンをできるだけ多くトレーニングしておくことが大事になってきます。
対策を難しく考えすぎる必要はありません
SPI3の対策というと難しく考えがちですが、そんな必要はありません。
まずは1冊でいいのでSPI3対策の参考書を購入し、どのような問題が出るのかをきちんと練習しておけばいいです。
特に参考書にはこだわる必要がなく、本屋で立ち読みをして自分に合ったものを選んでください。
何度か練習をすると、出題パターン・回答パターンがわかってくるので、本番では焦らずにテストを受験して下さい。
リクナビを上手に利用
SPIはリクルートが開発・運営しているものです。
そのリクルートが運営する「リクナビ」では、SPI開発部が監修した「SPI完全ガイド」というサイトを公開しています。
このサイトは、SPI3の公式ガイドとなっています。
無料で会員登録ができますので、ぜひ利用しましょう。
SPIの体験をすることもできるので、どのようなものかを体験してみてくださいね。
SPI3性格適性検査の対策方法
SPI3性格適性検査の対策を全くする必要はないのでしょうか。
SPI3性格適性検査の対策方法ですが、中にはこの性格適性検査も事前に練習しておいたほうがいいという人もいます。
しかし中途半端に恣意的に回答してしまうと、数多くある出題の中で矛盾を引き起こしてしまうことがあります。
ちょっとつじつまが合わなくなってしまうというケースがでてきてしまうのですね。
そう考えるとこの性格適性検査は、素直に答えることが一番ではないでしょうか。
それほど極端な結果が出ない限り問題はないと思われますので、素直に答えることを第一に考えましょう。
就職より転職のほうが高得点が必要?
新卒採用の時よりも、転職の際のSPI検査のほうが高得点が必要とされるといううわさがあります。
もちろん高得点のほうがよりいいのでしょうが、特に新卒と・転職において差があるという報告はないようです。
転職ではより面接が重視されますので、いろいろと経験をして視野を広げておくことのほうが大事になりますね。
転職では社会人としての素養も考慮されるので、日ごろから新聞や本を読んで知識を広めるということを忘れないようにしましょう。
単純なことですが、意外と大事なことですよ。