SPI3は、テストセンターだけでなくWEBテストと呼ばれるネット試験で受検することもあります。

このWEBテストは、「カンニングできるんじゃないの?」と考える方もいるのではないでしょうか。

実際にSPI検査のネット試験をカンニングすることはできるのでしょうか。またばれないものなのでしょうか。

WEBテストはカンニングし放題?

はっきりと言ってしまえば、SPI3のネット試験「WEBテスト」はカンニングし放題です。

できるできないで言えば、簡単にできてしまいます。

SPI3対策の参考書を見ながらテストを受けたり、第三者に替え玉受検を依頼してもその場でばれることはないでしょう。

ネットでの試験なので試験官はいませんからね。

しかし、当然のことですがカンニングをするとばれてしまうリスクはあります。

なぜカンニングがばれるの?

SPI試験はたくさんの就活生や転職者が受検しているので、その点数や傾向というものが主催者側には蓄積されています。

その中でカンニングをすると、一般的な分布図から外れたいびつな得点結果となってしまうことが多いのですね。

よく一般の大学入試や資格試験で問題が漏洩したことがばれてニュースになっていますが、これらは異常に高得点を取ってしまうことから発覚することが非常に多くなっています。

カンニングの不正をすると、どうしても受験者側がやりすぎて正解が多くなり、いびつな高得点となってしまうのです。

ですのでカンニングをしながらSPIを受検することはやめたほうがいいです。

もちろん2,3問だけカンニングしたというケースでは、その不正を見抜くことは難しいでしょう。

しかしそもそもSPI検査の目的は、就活生や転職者の基礎知識や性格を分析するためのものです。

SPI対策として国語や算数のトレーニングをすること自体は悪いことではなくむしろいいことですが、カンニングをしても将来の役に立つとは言えません。

むしろ就職後・転職後にテスト結果と能力に乖離が生まれて、つらい状況となる可能性もあります。

そもそも一定の実力がなければ、SPI検査を通過した後のペーパーテストで落ちてしまうでしょう。

そう考えると、SPI検査の正当な対策をきちんとしておき、テストは正々堂々と受けるということが望ましいですね。

テストセンターとネットでの受検どちらがいいの?

SPI3検査は、

ネットで受検
テストセンターで受検
会社で受検

の3つの方法で受検することができます。

会社によっては受検方法を選ぶことができるケースもあります。

それぞれのメリットとデメリットはどのようなものなのでしょうか。

テストセンターでの試験

テストセンターは、リクルート運営の専用の受検会場のことです。

このテストセンターでパソコンを使ってSPI3を受験することになります。

では、SPI3検査をテストセンターで受ける際のメリットはどのようなものでしょうか。

テストセンターでの試験は、あらかじめ設置された検査会場を利用して実施するテストなので、身分証明書での本人確認や、試験官の監視の元で試験を受けます。

一般に行われる入試や資格試験と同じ形式と考えてください。

この方式だと監視の目があるので、不正行為が行なわれにくく、正しい結果を導き出すことができるというメリットがあります。

公平に結果が出るということですね。

受検すぐ側からは特にメリットは多くありませんが、不正をしたと疑われることがないということがメリットといえるでしょう。

デメリットとしては、日程の調整が合わない、受験会場まで行く手間がかかるなどがありますが、これはある意味仕方のないことですね。

ネットでWEBテスト

SPI3検査をWEBテスト(自宅のパソコンで受検)で受ける際のメリットとデメリットはどのようなものでしょうか。

WEBテスティングでの試験は、自宅で簡単に受検することができるので、手軽にテストを受けることができるというメリットがあります。

しかし、本当に本人が受検しているのかどうかがわからないというデメリットもあります。

本当に本人がカンニングをしていないのか?、替え玉試験をしていないのか?と疑われる可能性があるということです。

まあそうはいってもWEBテストで受検することは珍しくないので、それほどデメリットを感じる必要はありません。

正々堂々とネット試験を受けたならば、何も問題はないでしょう

会社で受検

就職先、転職先の会社で受検することもあります。

会社での受検は、パソコンでする方法(インハウスCBT)とマークシートでする方法の2種類があります。

会社での受検は、基本的にはテストセンターでの試験と変わりがありません。

インハウスCBTでの試験

SPI3検査をインハウスCBT(会社内のパソコンによって受検)で受ける際のメリットとデメリットはどのようなものでしょうか。

インハウスCBTでの試験は、会社内のパソコンによって志望者が適性検査を受けるもので、簡単に実施でき、しかも不正行為が行なわれにくいというメリットがあります。

しかし会社の対応したパソコン台数分しか一度に受検できないというデメリットもあります。

基本的にはテストセンターでの試験と同じようなものと考えてくれればいいでしょう。

ペーパーテスティングでの試験

SPI3検査をペーパーテスティング(問題冊子とマークシート方式による従来型の受検)で受ける際のメリットはどのようなものでしょうか。

ペーパーテスティングでの試験は、試験官のもとで実施されるので、こちらも不正行為が行なわれにくいというメリットがあります。

多くの人が集まった会場などでも実施できるので、セミナーなどでもよく利用されています。

マークシートでの受検は、パソコンでの受検よりも、より受検をしているという感覚は高くなるでしょうね。

ただ特に緊張する必要はなく、デメリットも特にないので焦らず正確に受検することを心がければ問題はありません。

きちんとSPI3の対策をして、準備万端で試験に臨んでください。

リクナビNEXTで対策をしておきましょう

転職サイトのリクナビNEXTでは、SPIについて説明した「SPI完全ガイド」というものを実施しています。

そもそもSPI3はリクルートが作ったものなので、その開発部監修のもと、SPIを徹底解説してくれているのですね。

SPIについての詳しい説明や、SPIの体験をすることもできますので利用しない手はないです。

簡単に会員に無料登録することができるので、ぜひ利用してください。

転職するならリクナビNEXTを利用するのが一般的ですが、SPI対策としても利用しましょう。

きちんとSPI対策をして、カンニングなどの不正はせずに正々堂々と転職活動をしたいですね。

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