2017年12月現在は、SPI3が実施されています。

SPI3は転職の採用現場でも利用されることがよくありますので、きちんとどのようなものかを理解しておくことが必要となります。

SPI3とは

まずはSPI3とはどのようなものかについて知っておきましょう。

SPI3とは、リクルートマネジメントソリューションズが開発した総合適性検査であるSPIが新しくなったものです。

まずは2002年10月に改定され、SPI2となりました。

その後2013年にはさらに改定されて、現在ではSPI3が実施されています。

SPI3は、SPI2にオプション検査として構造力把握力が加わっており、国語や算数などの能力適性検査と性格適性検査から構成されています。

SPIは、「企業人としての資質を高い技術に基づいて測定することで、将来の成功度や未経験の仕事への適応度を予測すること」を目的として作られています。

根本的な目的は初期から変わっていないので、受験者の能力と性格を測定して、企業が採用者を選ぶ判断にしていることは引き続き同じになります。

2016年度実績としてSPI3は年間11,900社、189.2万人の受検者数となっており、適性検査のスタンダードです。

高校生や大学生の新卒だけでなく、中途採用の転職の場面でも利用されていますので、どのようなものかをきちんと知っておくことは必要となりますね。

SPI3の実施方式

SPI3検査は、従来から行なわれている筆記方式のテスト方式だけでなく、

テストセンター(検査会場のパソコンで受検)
WEBテスティング(自宅のパソコンで受検)
インハウスCBT(会社内のパソコンによって受検)
ペーパーテスティング(問題冊子とマークシート方式による従来型の受検)

により実施されています。

もちろん転職先の企業が実施する方式でのテスト方式になりますので、すべてを選べるというわけではありません。

いろいろなテスト方式がありますので、覚えておきましょう。

企業側からSPI3検査を考えてみる

企業が適性検査を導入する最大の理由は、面接だけでは不安だからということです。

私たち受験者がどのような会社か不安なのと同様に、会社側も受験者がどのような人物なのか不安に感じているのですね。

もちろん採用の際に面接をするのですが、それだけで受験者の人となりを完全には把握できないということです。

少しでも受験者の能力・性格を知りたいがためにSPI3検査を実施するということですね。

そう考えると、やはりSPI3検査で悪い結果を出すことは避けたいです。

国語や算数の問題はどんなものか、性格検査とはどのようなものかということを事前にチェックしておくことは必要となるでしょう。

リクルートによるとSPI3の対策をしても意味がないということですが、採用の合否に影響がある以上、まったく対策をしないでいいというわけではありません。

最低限の対策をしておくことはもちろん必要となるでしょう。

リクナビNEXTでSPI3を知ることができます

転職サイトといえば「リクナビNEXT」ですが、リクナビNEXTではSPI3について知ることができます。

「SPI公式ガイド」というものが開発部監修でありますので、ぜひ利用しましょう。

SPI3がどのようなものなのかを無料の会員登録することで体験できますので、これを利用しない手はありませんね。

「リクナビNEXT」は転職するときには本当に役に立ちます。

転職をするほとんどの人が利用しているといっても過言ではないでしょう。

転職は現在の仕事を辞めてから始めるのでは正直遅いです。

現在の仕事を続けながら、転職サイトを利用して転職先を探すことが最もローリスクな方法です。

転職の第一歩は転職サイトを利用することなので、まずは第一歩を踏み出してください。

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