仕事を辞めてから転職活動をするか、働きながら転職活動をするかは悩むところです。

仕事を辞めてからの転職は不利になるという話もありますが、本当なのでしょうか。

また働きながら仕事をしたほうがいいという理由はなぜなのでしょうか。

できるだけ働きながら仕事をしよう

転職先企業を見つける前に退職してしまった場合は、かなり苦しいことになります。

はっきり言ってしまうと、仕事を辞めてからの転職は不利になることが多いです。

ではどのような点で不利になってしまうのでしょうか。

金銭面での負担

まず第一に考えられるのが、金銭面での負担です。

毎月の給料がない状態だと、蓄えた貯金がどんどんと減ってしまいます。

失業保険があるじゃないかという方がいますが、失業保険も自己都合退職の場合すぐにもらえるわけではありません。

失業保険はすぐにはでない

雇用保険に通算で12ヶ月以上加入していた場合、退職後に失業給付金(失業保険)を受給することができます。

しかし自己都合退社の場合、1週間の待期期間と3ヶ月の給付制限期間が付くので、その間は基本的に無収入となります。

また4週間ごとの失業認定日にハローワークに出向き、期間中に行った求職活動や、アルバイト等を行ったのであればそれに付いて報告する義務が発生します。

このように自己都合退職の場合、失業保険をあてに生活はできないということになります。

また金銭面の負担以外にも、仕事を辞めてからの転職は精神面の負担も大きくなってしまいます。

転職先はすぐに見つかるとは限らない

転職先がすぐに見つかればいいのですが、転職先はすぐに見つかるとは限りません。

1ヶ月、3か月、半年、1年と転職先が見つからないと、どんどんと焦りが生まれてきてしまいます。

その結果として、以前勤めていた会社よりも待遇が悪い企業に転職するというケースも多いのが現実です。

人間は精神的に追い込まれてしまうと、なかなかいい結果を出すことができないものです。

その点働きながらの転職活動ならば、焦ることなくじっくりと転職活動に取り組むことができますよね。

ブランク期間が長くなると転職には不利

仕事をしていない無職の期間、いわゆる仕事のブランク期間が長くなると転職にはどうしても不利になってしまします。

採用担当者の側から考えると、「何か問題があるのではないか」と不安を感じてしまうのですね。

先ほども言ったように、転職活動をしたからといってすぐに転職先が見つかるとは限りません。

やはり転職するときは、できるだけブランク期間を短くするほうがいいです。

その点働きながら転職活動をすれば、ブランク期間なく転職ができるので、やはり働きながらの転職活動のほうが有利になることは否めません。

このような転職に不利な状況にならないのが一番なのですが、家庭の事情や健康面などのやむを得ない状況により、転職先を見つける前に退職せざるを得ないこともあります。

そんな時は、なるべく早く転職先を見つけるように努力しましょう。

ではどのようにして転職先を見つければいいのでしょうか。

転職サイトを利用する

ハローワークと転職サイトをダブル利用

仕事を辞めてからの転職は時間がたくさんあります。

ハローワークなどでじっくりと職探しをするのもいいでしょう。

しかし同時に転職サイトを利用して求人を探すこともしたほうがいいです。

別にハローワークだけで職探しをする必要はないですからね。

できる手段は有効に利用しなければなりません。

転職サイトでは、スカウトメールが企業側から送られてくることもあるので、自分に合った仕事が見つかる可能性も高くなります。

退職後の職探しは、ハローワーク+転職サイトの両方でしてくださいね。

どの転職サイトを選ぶ?

無職の状態で時間があるのならば、複数の転職サイトに登録するといいと思います。

働きながらの転職活動では、あまり複数の転職サイトに登録すると、いろいろと求人がありすぎて逆に転職がしにくくなるということもあります。

しかし時間があるのならば、複数の転職サイトを有効に利用して、じっくりたくさんの求人募集を比較することができますからね。

転職サイトはたった数分の簡単に無料で登録できるので、登録自体はそれほど面倒ではありません。

まずは転職サイト大手の「リクナビNEXT」と「マイナビ」に登録すればいいでしょう。

転職活動ではもっと面倒くさいこともしなければならないので、まずは無料登録をすることから始めてください。

登録してしまえば、便利なものなのでぜひ行動してくださいね。

「本ページはプロモーションが含まれています」