転職における役員面接を無事終了して内定を得ることができたら、ひと段落つくことができます。
しかし内定が決まったからといって安心しすぎるのはいけません。
内定後にすることもまだいろいろとありますし、内定ブルーに陥ることもあります。
転職で内定後、どのようなことをしたらいいのかについてお話しします。
内定後にすべきこと
労働条件の確認を内定承諾の前にしましょう
内定をもらったら、承諾前に細かい労働条件の確認をしておきましょう。
面接では、細かい労働条件を聞くことは正直なところ難しいですよね。
通常「労働(雇用)条件通知書」「労働(雇用)契約書」を取り交わすので、これらをメールなどで送付してもらい、細かい条件を確認しましょう。
もし何らかの疑問があったなら、しっかりと面談の際に質問して疑問を解消する必要があります。
「労働(雇用)条件通知書」「労働(雇用)契約書」がない場合は、しっかりと労働条件について質問をして確認をしてくださいね。
内定の返事はいつまでにするべき?
内定が決まったら、なるべく早いうちに返事をする必要があります。
返事の期限が企業側より指定されていない限り、一両日中に返事をするのが好ましいです。
しかし実際には、第一志望でない場合すぐに返事をすることはためらわれますよね。
遅くとも、3日~5日程度のうちにお世話になるか、お断りするかの返事をしましょう。
もし期限が切られている場合であっても、なるべく早めに返事をしておいた方が好ましいですね。
返事が遅れる場合
またここで何らかの事情により返事が遅れる場合は、企業側にその理由を伝えて相談してみるのがいいでしょう。
例えば、「他の企業の面接も受けており、その結果を待っている」などの場合が考えられますよね。
第一志望でない企業からの内定がまだ保留されているとき、そちらを優先するのは仕方がないことです。
その事を正直に伝え、待ってもらうようにお願いするのも一つの方法です。
このことで、内定が取り消されることは稀です。
しかし「内定が取り消されないか不安だ」という方は、「家族としっかりと相談したいので」などの理由で待ってもらうといいでしょう。
退職の下準備も忘れずに
また内定をもらい、現在の仕事を辞めることが決まったのならば、退職の下準備をしておきましょう。
残っている有給の確認や、現在の仕事の引継ぎの準備、退職届けの準備などは事前にしておいた方がスムーズに事が進みます。
くれぐれも退職の準備が遅れ、転職先企業への入社も遅れてしまうような事にならないよう気をつけましょう。
内定ブルーになる可能性も
内定ブルーとは?
内定ブルーという言葉をご存知ですか。
これは内定をもらった後に、不安や迷いなどが原因で軽いうつのような状態、ブルーな感じになってしまうことを言います。
内定ブルーの原因
内定ブルーの原因は不安や迷いです。
「本当に転職先でやっていけるのか?」
「この転職先で本当に良かったのか?」
などの不安や迷いが精神状態をブルーにさせてしまうのですね。
特に第一志望の企業ではなく、転職先に妥協をして決めてしまうと迷いが生じやすくなります。
また他業種に転職する場合などは不安から内定ブルーを引き起こしやすいです。
それでは内定ブルーはどのようにして解消すればいいのでしょうか。
内定ブルーの解消方法
不安からの内定ブルー
「本当に転職先でやっていけるのか?」などの不安からの内定ブルーの場合、考え方を変えてみるのも一つの方法です。
不安と期待というものは表裏一体です。
新天地で不安を感じることは当たり前ですが、さらなるキャリアアップや自分の天職がみつかるかもしれません。
誰しも新しいことをするときは不安なものなので、不安を期待や楽しみに変換してください。
迷いからの内定ブルー
「この転職先で本当に良かったのか?」など迷いからの内定ブルーの場合、転職先が本当に行きたかった企業でないことが多いですよね。
もし第一志望の企業ではなく妥協して転職先を決めた場合などは、思い切ってもう一度転職活動をし直すというのも一つの方法です。
現在の仕事と転職先の仕事を比較し、もし納得がいかないなら納得いくまで転職活動をしてもいいのかもしれません。
もう一度転職前の気持ちを思い出し、どうするかを決断しましょう。
転職エージェントを利用することも
もし転職エージェントを利用していないなら、転職エージェントを利用して、もう一度納得いくまで転職活動をするという方法もあります。
転職エージェントは転職のプロなので、いろいろと相談しながら転職活動を進めていくことができますからね。
内定ブルーは相談相手がいないというのも一つの原因です。
まずは業界性大手のリクルートエージェントを利用すればいいでしょう。
リクルートエージェントなら、業界最大手ですし、無料で簡単に利用することができます。
実際に多くの転職希望者が理想の転職先を見つけています。
自分の納得いく転職先を見つけるために、転職のプロであるエージェントと相談しながら転職活動を進めてくださいね。
何かを変えないと自分自身も変わりません。
理想の転職先を見つけるために、まずは行動をして下さい。