「毎日上司に怒鳴られて、このままだとうつ病になってしまう・・・」

仕事がきついだけでなく、そこに上司のパワハラが加わると精神的に追い詰められてしまいます。

今回体験談を寄せてくれたMさんは、アパレル販売のブラック企業に新卒で入社しました。

その会社では、上司に怒鳴られるというパワハラが毎日のように続き、しかも会社所有のマンションで上司と同居させられたので、心が休まる暇がありません。

その結果うつ病を発症して、会社を退職せざるを得ない状況になってしまいました。

そんなMさんの、理不尽な上司のパワハラでうつ病になりブラック企業を辞めて転職した体験談をご覧ください。

理不尽な上司のパワハラでうつ病になりブラック企業を辞めて転職した体験談

  • 新卒入社したアパレルの会社がブラック企業でした
  • 毎日上司に怒鳴られるパワハラの毎日
  • 退職後はまた仕事ができるのかという不安ばかりに
  • まずは派遣社員で働きその後正社員になりました
  • 病気になる前にブラック企業は辞めましょう

新卒入社したアパレルの会社がブラック企業でした

29歳の男性、Mと申します。

こちらは、私が22歳の大学卒業時の新卒で入社した企業の話です。

その為、入社したのが4月になります。

新卒入社した会社で私は、アパレルの販売員の仕事をしていました。

自身がその会社がブラック企業だと気付いたのは、病気になって退職してからです。

退職したのが12月でしたので、入社から8か月後にブラック企業だと気づいたということになります。

なお、その頃はリーマンショックや東日本大震災の直後の入社時期なので、余計に会社に対しての使命感が強かったせいか、ブラック企業であってもそう思えなくなっていました。

その為、自分の気持ちが前のめりになりすぎた上に、真面目すぎの性格故に「上に従わなければならない」、「どんなに辛いことがあっても逆らわずに働けねばならない」という気持ちが強く、結果としてうつ病で退職致しました。

毎日上司に怒鳴られるパワハラの毎日

入社する段階から「おかしいな」と思ったことがあります。

会社で借りている2DK程のマンションがあったのですが、そこに上司と住まなければならなかったことです。

その時点で24時間休まる環境下ではない上に、常に機嫌が悪く、結果を残しても残さなくても理由なく怒鳴り散らしてくる上司が非常に怖かったです。

販売の目標や掲げる売上(ノルマ)自体は新入社員なので低く見積もられていましたが、とにかく上司が十中八九いつでも機嫌が悪く、理由なく怒鳴り散らして理不尽に怒鳴られるので、それが辛かったです。

真面目さゆえに我慢して働いていましたが、結果として入社して4ヶ月程で2週間以上の不眠・食欲不振・嘔吐・味覚障害・思考力の停止になり、最終的にうつ病となりました。

その後2ヶ月程の休職をしていましたが、休んでいる気がしなく、仕事をしなければという使命感が強かったです。

その後は別の店舗で働いていましたが、病気が再発し、会社に迷惑がかかるということで退職しました。

退職後はまた仕事ができるのかという不安ばかりに

退職前はとにかく頑張らなければいけないという使命感の中で働いていましたが、退職後の数か月は罪悪感の方が正直強かったです。

「1年もせずに辞めてしまった」「本当に辞めてしまって良かったのか」「就職先はちゃんとあるのか」という不安が常につきまとっていました。

退職前は不眠・食欲不振・視野が狭く、何においても恐怖の中で働いていました。

しかし退職後は不眠・食欲不振は解消されたものの、またきちんと仕事をしていけるのかという不安ばかりがよぎってばかりいました。

まずは派遣社員で働きその後正社員になりました

退職後は、とにかく休むつもりでいましたが、なかなか休まらない状態が続きました。

とにかく辞めて休養を与えることが急務だったので、転職活動をしようという発想は無かったです。

1ヶ月程休んでから転職活動を行い、リクナビネクスト・マイナビ転職・en転職を転職サービスを利用しましたが、退職して1年も経過していないせいか、なかなか決まらないのが現状でした。

正社員では採用されない上に、メンタル的に働いていけないだろうということを理解し、アパレル派遣会社(IDA)の派遣社員で働くことにしました。

そこから派遣先で結果を出し、正社員になることができました。

病気になる前にブラック企業は辞めましょう

自身が病気になって退職せざるを得ない状況になってしまったので、もしブラック企業に入社してしまったら、病気になる前に辞めた方が良いと思います。

病気になってしまったら、後遺症も残る上に精神的にトラウマになって、次に働くときに変に力んでしまったり、また無理して再発を繰り返すことになります。

それよりも、「生活をレベルを下げても人生は充実できる」という意識を持ち、勇気を持って退職した方が今後の病気や精神的なトラウマを回避できます。

病気になってしまっては元も子も無いので、それを無くすことをいのイチ番で考えた方が賢明です。

また、ブラック企業と意識している時点で自身にっとってブラック企業認定なので、手早く辞めた方が生活面や健康面のリスクを考えても賢明です。

管理人の一言

上司のパワハラは、仕事を続けていくうえで大きな問題となってきます。

毎日のように理不尽な理由で怒鳴られ続けると、精神的にうつ状態になってしまいますからね。

今回体験談を寄せてくれたMさんは、パワハラ上司と会社所有のマンションで同居しなければならないという、24時間心が休まることのない環境で過ごしていました。

その結果、不眠・食欲不振・嘔吐・味覚障害・思考力の停止になり、最終的にうつ病になってしまいました。

はっきり言って、上司のパワハラがひどいブラック企業はさっさと辞めて転職したほうがいいです。

Mさんもおっしゃっているように、うつ病になると後遺症も残る上に精神的にトラウマを抱えてしまいます。

そうなる前に、さっさと転職活動を始めて次の仕事を探しましょう。

今は入社間もない1年目の第二新卒でも、転職することは十分に可能です。

「この会社はブラックだな」「この仕事は自分に合っていないな」と感じたら、まずは転職活動を始めてしまいましょう。

働きながらでも転職活動は十分に可能です。

Mさんのようにトラウマを抱えてしまう前に、自分自身を守ってくださいね。

 

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