「1日15時間労働の介護職で体が壊れてしまう・・・」

介護職で長時間労働をしている方はたくさんいます。

長時間労働に見合う給料があればまだいいのですが、残念ながら介護職は他の職種に比べて決して高い給料とは言えません。

今回体験談を寄せてくれたraikaさんは、新卒で15時間労働が当たり前のブラックな社会福祉法人に介護職として入社しました。

しかし当然そのような過酷な状況は続けることができずに、仕事を辞めて転職することとなりました。

そんなraikaさんが、ブラックな社会福祉法人の介護職を辞めて転職した体験談をご覧ください。

ブラックな社会福祉法人の介護職を辞めて転職した体験談

  • 新卒で介護職として社会福祉法人の会社に入社
  • 1日15時間働いていた日が当たり前
  • 退職が決まってからは気持ちが軽くなる
  • 未経験でも大丈夫なところを積極的に応募
  • 現状をはっきりと認識しましょう

新卒で介護職として社会福祉法人の会社に入社

30歳女性のraikaといいます。

新卒の時に、介護職として社会福祉法人の会社に入社しました。

基本は高齢者のお世話や、ケア内容のデータ入力などをする仕事でした。

正直そのころ介護には興味がありましたが、入社したいというほどではありませんでした。

でもちょうどリーマンショックが起きて就職が中々決まらなかったので、この社会福祉法人の会社を応募して入社することが出来ました。

最初は就職できた喜びが大きくやる気もすごくあったのですが、1年くらいして職場環境がおかしいと感じるようになりました。

1日15時間働いていた日が当たり前

その社会福祉法人は元々休日が少なく、会議や会社主催のボライティアがある日は休日出勤が当たり前でした。

さらに有休や連休を取る場合には、その理由を提出して上司から承認されなければ休日がもらえないという制度がありました。

さらに残業は当たり前で、1日15時間働いていた日が当たり前のようにありました。

さすがに働いていて体力的にきつく、このままじゃ体を壊すと思い退職を決めました。

ただ退職を伝えましたが、最初はごまかされて知らぬ顔で放置されて、退職するまでに1年もかかりました。

退職が決まってからは気持ちが軽くなる

退職前は辛くて仕方なかったですが、退職が決まってからは気持ちが軽くなって、逆に仕事も残り少ないから頑張ろうという気持ちになっていました。

退職後は本当に気持ちが楽になり、自由だという気持ちが強かったです。

あと仕事ですでに身体がボロボロだったので、病院に行って治せるという安心感がすごくありました。

本当に休みがなかったので、祝日やお盆、年末といったイベントに参加できる時間も増えたのがすごくに嬉しかったです。

未経験でも大丈夫なところを積極的に応募

仕事をしていた時は時間が無くて、あらかじめ転職活動が出来なかったので退職後に転職活動をしました。

家から近い職場が良かったので、基本ハローワークで次の職場を探すようにしていました。

介護職は休みが少なくて勤務時間も多かったので、完全週休二日制の事務職で仕事を探していました。

ただ未経験だったので、会社の業種はあえて選ばずに未経験でも大丈夫なところを積極的に応募するようにしました。

ハローワークでは色々と相談にも乗ってもらい、何とか商社で事務職として雇ってもらえました。

現状をはっきりと認識しましょう

転職活動は早めに始めた方が得だと思いますが、私の場合は焦ってしまい、最初はなかなか転職先が決まらずに落ち込みました。

そんな時にアドバイザーの人から「なんで前の仕事を辞めたのか」、「またこれから何をしたいのか」ということをもう一度見直して動いていけば、自然と縁がある仕事に付けると言われました。

人によって、どういう会社がブラックだと感じる部分はそれぞれだと思います。

なのでまず、「自分が今何が辛いのか、何が不満なのか」をはっきりさせることが大事なのではないかと思います。

自分の現状をはっきりとさせ、転職活動を頑張ってください。

管理人の一言

社会福祉法人などの介護職の仕事は、給料が安いうえに仕事がきついという、あまり労働条件が良くないことが多いです。

「介護の仕事で人の役に立ちたい」という理想をもって働き始めても、低賃金と過酷な労働条件は正直厳しいものがあります。

今回体験談を寄せてくれたraikaさんは、

残業は当たり前
1日15時間労働が当たり前
休日出勤も当たり前
有給も自由に取れない
退職すら認めてもらえない

という、完全なブラック企業である社会福祉法人で働いていました。

しかしこのようなブラックな社会福祉法人は、特に珍しいわけではありません。

正直なところ、このようなブラックな労働条件で働き続けることは、体力的な面からも金銭的な面からも難しいです。

raikaさんは体がボロボロになり退職を決意しましたが、「もう限界だ」と感じたら早目に退職したほうが絶対にいいです。

今はスマホで簡単に転職活動ができる時代になりました。

raikaさんのように、介護職にこだわらなくとも未経験者を採用してくれる会社も多いです。

もし今介護職で「体が限界だ」「将来が見えない」と感じている方は、まずは転職活動を始めてください。

自分の体が壊れてしまう前に、新しい道を見つけてくださいね。

 

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