「そもそも転職するときに適職診断って必要なの?」
仕事を辞めて転職をする理由はいろいろとありますが、「仕事が合わない」「好きな仕事をしたい」という理由で転職をすることもあります。
また「好きな仕事がわからないけど今の仕事は嫌」という方もいるでしょう。
そんなかたにとって、転職する前に適職診断をすることは必要なのでしょうか。
適職診断は必要というわけではない
結論から言ってしまうと、適職診断をしたからと言って自分に合う仕事・自分の天職が見つかるというわけではありません。
ネット上にある簡単な適職診断で自分の適職がわかるわけがありませんよね。(もちろん全く参考にならないというわけではありませんが・・・)
適職診断をするよりも、転職サイトに登録していろいろな仕事をチェックしたほうがよっぽど自分に合った仕事が見つかるでしょう。
世の中には本当にいろいろな仕事があります。
リクナビNEXTなどの転職サイトではたくさんの職業・仕事先がありますので、是非チェックをしてみてください。
自分から動き出さないと絶対に自分に合う仕事は見つからないので、まずは行動してくださいね。
適職診断でまず第一歩を
適職診断はそれほど参考になるというものではありませんが、占いで仕事や結婚相手を見つける人が実際にいるように、参考にしてみたいという気持ちもよくわかります。
現在は、適職診断・職業適性検査というものがいまや珍しくないものとなりました。
適職診断の本もたくさん販売されていますし、企業ではなく学生自らが利用するケースも多いのが事実です。
人間というものはどうしても自分自身で決断をするというのが難しい生き物なのですね。
何かに頼りたくなってしまうのは、ある意味仕方がないのかもしれません。
簡単にスマホを使いインターネット上の転職サイトで、適職診断・職業適性検査を実施することができます。
転職で一番大事なのはまず行動することです。
行動の第一歩として転職サイトで適職診断をするということは悪くないと思います。
転職診断をきっかけに、行動を起こしてくださいね。
適職診断の歴史
適職診断の歴史についても軽く触れておきます。(あまり天職には関係ないので読み飛ばしてください。)
適職診断・職業適性検査は、もともと就職活動のためというよりも、企業の人事異動などでどのような人事をすれば効果的なのかを考えたところから出来たとのが出発点です。
この企業内で用いていた適職診断・職業適性検査が、だんだんと学生の採用の際にも利用し始められたということのようですね。
これは採用を考える際、より効果的な採用をするには都合が良かったということなのでしょう。
採用で重視されるのは適職診断というよりも、SPIのような職業適性検査になりますね。
このように適職診断・職業適性検査が、就職・転職の採用の際に利用され始めると、多くの企業に導入されるようになってきたようです。
就職・転職の際には学科試験や面接が行なわれるのですが、短時間で多くの就職希望者を見極めるということは正直かなり難しい作業です。
そこでそれを補完する意味でも、職業適性検査が多くの企業で導入されるようになってきたということですね。
SPIが転職でも利用される
新卒採用の「適性検査」といえばSPIですが、これが転職でも利用されることがあります。
SPIは、リクルートマネジメントソリューションズが提供する適性検査のことです。
性格と能力の2領域を測定することができるものとして、多くの会社の採用で利用されています。
SPIテストでまず第1段階の就職活動者の絞込みをする企業もあるので、しっかりとした対応が必要となってきますね。
転職の際にSPIが行われることがあるので、念のためにSPI対策をある程度はしておいたほうがいいでしょう。
元来適性検査は対策するものではないのですが、現実として足切りに使用されるのである程度の対策は必要となってしまうのは仕方がないことです。
SPIテストで落とされてしまうと納得がなかなかいかないので、きちんとした対策をしておきましょう。
まあ対策といってもそれほど難しく考える必要はなく、SPI対策の本を一冊購入して対策しておけばいいでしょう。
また転職サイトのリクナビNEXTでは、SPI開発部監修のもとSPIを徹底解説した「SPI公式ガイド」がありますので、こちらを利用するのもいいですね。
無料会員登録で簡単に利用できるので、ぜひ有効活用しましょう。