「懲戒解雇されたらもう再就職はできないの?」

会社を懲戒解雇でクビになってしまうと、再就職することが非常に難しいとよく言われますよね。

確かに懲戒解雇されたら、再就職することは簡単ではありません。

しかし、絶対に無理というわけではもちろんないです。

懲戒解雇されたときでも再就職を成功させる方法を見ていきましょう。

懲戒解雇されたときでも再就職を成功させる方法

  • 本当のことを素直に話す
  • 嘘をつく
  • 仕事を選ばずにとにかく一度再就職をしてみる

 

本当のことを素直に話す

懲戒解雇されたことを面接で素直に話すという方法があります。

これは正面突破の方法ですが、懲戒解雇されたことを素直に話すと、面接を合格する確率がかなり低くなってしまうことが現実でしょう。

しかしそれでも、本当のことを素直に話すというのは、再就職を成功させる一つの方法です。

面接が大きな関門

懲戒解雇されて再就職を考えるとき、面接が大きな関門となります。

履歴書は「退職」とだけ書いておきましょう

履歴書を心配する方もいますが、履歴書には「退職」とだけ記載しておけばいいです。

「退職(一身上の都合)」と書くと経歴詐称になる可能性がありますが、「退職」とだけ書いておけば問題ありませんよね。

履歴書に、「退職(懲戒解雇)」と正直に書く必要はないです。

退職したことは事実なのですから、履歴書には「退職」とだけ書いておきましょう。

面接ではかなりの確率で退職理由を質問される

一方の面接では、退職理由を質問されることが非常に多いです。

実際に再就職活動をしていると、退職理由を質問されることに辟易することもありますよね。

そんな時は、とにかく数多く求人に応募して、たくさんの面接を受けるという方法があります。

とにかく数多く求人に応募して面接を受ける

懲戒解雇されたことを素直に話した場合、面接で不合格にされる可能性が高いですよね。

ただ、面接で100%前職の退職理由を聞かれるかというと、そうではありません。

まれにですが、面接で前職の退職理由を聞かれないことがあります。

もし退職理由を聞かれなかったとしたら、こちらから「懲戒解雇でクビになった」などと話す必要はありません。

質問されていないのに、こちら側が不利になることを言う必要はないのですね。

たくさんの面接を受けると、退職理由を質問されない面接にも遭遇するはずです。

そんな時は、再就職を成功させる大きなチャンスになります。

懲戒解雇されたというハンデがなくなりますからね。

今の自分のやる気をアピールして、再就職を勝ち取りましょう。

もし再就職して、後から懲戒解雇で前職をクビになったことが知られても、法的に何ら問題はありません。

何も経歴詐称はしていませんからね。

もちろん再就職できたら一生懸命仕事をして、懲戒解雇を知られても別に問題ないぐらいに、会社に貢献しておくことが一番になりますね。

嘘をつく

懲戒解雇されても再就職をしている方の多くが、懲戒解雇されていることを隠して面接を合格しています。

いわゆる嘘をついて再就職をしているのですね。

面接で前職の退職理由を質問されたとき、

「自分の可能性を試したいので、転職を決意しました。」

などと答えてしまうと、これは嘘をついたことになりますよね。

ただ現実問題として、懲戒解雇されたことを隠して、別の退職理由を面接で答える方は非常に多いです。

懲戒解雇を隠してもばれる?

実は、懲戒解雇でクビになったことを隠しても、それが再就職先の会社にばれる可能性は低いです。

もちろん、リファレンスチェックなどの前職照会を行う外資企業や金融機関などでは、ばれてしまいます。

しかし一般の会社で前職調査をしないときは、懲戒解雇がばれることはほとんどありません。

確かに「離職票」や「退職証明書」には、懲戒解雇されたことが記載されています。

しかしこの「離職票」や「退職証明書」を、再就職先の会社が要求することはほとんどありません。(もちろん要求されるとばれてしまいますが・・・)

ですので実際は、懲戒解雇されたことを再就職先の会社は、本人が真実を言わない限り、ほとんど知ることができないのですね。

経歴詐称にはなります

ただ再就職先の会社に知られないから問題がないかというと、そうではありません。

面接で前職の退職理由を隠して嘘をついたら、それは経歴詐称になってしまいます。

後々、もし何らかの理由で本当の退職理由である懲戒解雇を知られたら、再就職の会社を解雇される危険性はあります。

「いつかばれるのではないか」という、時限爆弾を抱えているような状態となってしまうのですね。

仕事を選ばずにとにかく一度再就職をしてみる

面接で退職理由を質問されることは、先ほども申したように非常に多いです。

ただ、多くのケースで「前職の退職理由」を質問されていることと思われます。

何度か転職を繰り返している場合、前々職の転職理由まで聞かれる可能性は、かなり低くなってくるのです。

そう考えると、一度就職をしさえすれば、懲戒解雇された事実は前々職ということになりますよね。

であるならば、仕事を選ばずにとにかく一度再就職をしてみるというのも、懲戒解雇されたときに再就職を成功させる一つの方法になりますね。

今は再就職をしやすい時期でチャンス

2018年現在の日本経済は、景気が回復してきて非常にいい状態です。

様々な業種で、人手不足になっています。

面接を受けに来た人なら、すぐに合格になる会社も珍しくありません。

とにかく働き手が欲しいのですね。

確かに面接を受けてすぐに合格するような会社は、ちょっと仕事がきついブラック企業と呼ばれる会社なのかもしれません。

人手不足ということは、やはり離職者が多いということですからね。

そんなブラック企業のような会社でも、まず一度再就職してみるというのも一つの方法です。

前々職の退職理由は聞かれないことも多い

先に述べたように、前々職の退職理由は面接で質問されないことも多いです。

もちろん質問されることもありますが、前職の退職理由を聞かれる確率に比べるとかなり減るでしょう。

そうすると、質問されないことに答える必要はないので、懲戒解雇されたことを詐称することなく面接を受けることができます。

嘘をつくことなく、再就職先の会社で働くことができるので、まず一度は仕事を選ばずに再就職してみるというのも一つの方法になりますね。

以上のように、懲戒解雇されたら再就職できないというわけではないです。

がんばれば十分に再就職することも可能です。

とにかくまずはたくさんの求人に応募して、たくさんの面接を受けることをおすすめします。

不合格になってもあまり気にせず、とにかく数をこなしましょう。

いつか素晴らしい会社と巡り合えるはずです。

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