「妻が転職に反対して会社を辞めることができません。嫁ブロックを突破するにはどうしたらいいでしょうか。」
奥さんに転職や独立を阻止されることを「嫁ブロック」といいます。
妻に転職することを反対されて、「転職したいけどできない」方は非常に多いです。
そんな妻の反対、いわゆる嫁ブロックを突破して転職をするには、どのように対策すればいいのでしょうか。
妻が転職活動に反対した時の嫁ブロック対策方法
- 嫁ブロックの理由をよく考える
- 根気よく説得する
- 転職活動をすることの了解を取る
- 妻に内緒で転職活動を進める
嫁ブロックをされたことを嘆いていても、そこに解決策はありません。
奥さんには奥さんの、転職を反対する理由が必ずあるはずです。
まずはその嫁ブロックの理由を、しっかりと考えて理解する必要があります。
嫁ブロックの理由をよく考える
奥さんが転職に反対する嫁ブロックの理由は何でしょうか。
「給料が下がるかもしれないから」
「会社を辞めるのはリスクが大きいから」
「転勤で引っ越しをしなければならないかもしれないから」
「残業が多くなるかもしれないから」
「土日に休みが取れないかもしれないから」
「一流企業を辞めてほしくないから」
など、いろいろなものがあるでしょう。
まずはなぜ転勤に反対するのか、その理由を理解しないと対策することができません。
例えば、給料に不安を感じているのなら、給料が下がらない転職先ならば嫁ブロックを解除できる可能性があります。
土日に休みが取れないことに不安を感じているのなら、完全土日週休二日制の会社を選べば大丈夫かもしれません。
闇雲に奥さんに「転職をしたい」と訴えても、なかなかうまくいかないものです。
奥さんの反対する理由を、一つずつ解決していくことが嫁ブロックを解除するポイントとなります。
また焦ることなく、時間をかけてじっくりと説得することが、必要になりますね。
根気よく説得する
とにかく説得を焦ってはいけません。
根気よくじっくりと時間をかけて説得しましょう。
感情的にならない
奥さんが転職を許してくれないとき、感情的になって喧嘩をしてしまうことがあります。
これでは元も子もありません。
もし奥さんが感情的になっても、こちらはとにかく冷静さを保ちましょう。
転職するしないの話から、離婚へと発展してしまうこともあります。
奥さんの機嫌が悪そうな日は、転職の話をすることは避けたいですね。
妻自身のメリットを説明する
自分が転職をしたい理由だけをいくら話しても、奥さんはなかなか納得してくれません。
転職をすることで、奥さん自身にどのようなメリットがあるのかということを話してください。
奥さん視点で、どんな得があるのかを説明する必要があるということです。
話の軸を自分ではなく妻に合わせることで、嫁ブロックを解除できることがあります。
自分目線ではなく、妻目線で転職のメリットを説明しましょう。
転職活動をすることの了解を取る
嫁ブロックにもいくつかの段階があります。
転職のすべてに反対する「完全嫁ブロック」の状態や、条件付きで転職に反対する「条件付き嫁ブロック」などです。
まずは、「嫁ブロック」のハードルを下げることを考えてみてはいかがでしょうか。
先に会社を辞めるのはNG
今働いている会社を辞めてから転職活動をするのはよくありません。
妻の立場からすると、会社を辞めて夫が無職の状態になるというのは、簡単に認めることができないでしょう。
「もし転職先が見つからなかったらどう生活していくの？」
という不安な気持ちになってしまいますからね。
妻に転職したいとを説得する場合は、転職先を決めてから会社を辞めるという順序で転職活動をする必要があります。
これならば、無職になるリスクをなくすことができますからね。
とりあえず転職活動をすることを説得する
転職することを反対されても、転職活動をすることならば許してもらえることがあります。
妻には、
「とりあえず転職活動だけはさせてくれ」
「働きながらでも転職活動はできる」
ということを説明して、許可を得ましょう。
転職活動をして、実際に今働いている会社よりも条件のいい会社から内定をもらえれば、奥さんを納得させることができるかもしれません。
奥さんが転職に反対している原因をクリアできる内定先なら、転職することも不可能ではありません。
内定先の会社に転職することが、いかに奥さんや家族にメリットがあるのかを、根気よく説明しましょう。
転職活動すら許してくれないときはどうする
どんなに説得しても嫁ブロックが解除される兆しがなく、転職活動をすることすら許してくれないときはどうすればいいのでしょうか。
そんな時に自分が取れる行動は４つありますね。
1つ目は「転職をあきらめる」ことです。
転職をあきらめてしまえば、物事は解決します。
しかしどうしても今の会社を辞めて転職したいときは、あきらめるわけにはいきません。
2つ目は「離婚をする」ことです。
離婚をしてしまえば、自分の自由に転職をすることも可能です。
ただ転職が原因で離婚をするというのも、そう簡単に決断できることではないでしょう。
3つ目は「根気強く説得を続ける」ことです。
とにかく根気よく説得を続けて、嫁ブロックを解除するのですね。
ただ強硬に反対する妻を説得するのは難しいものです。
4つ目は「妻に内緒で転職活動を進める」ことです。
どうしても転職したいときは、妻に内緒で転職活動を進めるしかないですよね。
いわゆる強硬手段・最終手段になります。
妻に内緒で転職活動を進める
正直なところ、奥さんに内緒で転職活動を進めていくのはおすすめできません。
奥さんに転職活動を隠して秘密にしていても、最終的には転職することを打ち明けなければなりませんからね。
秘密にしていたことで、さらに奥さんの怒りが倍増することもあります。
今の会社より条件が良ければ認めてくれることも
かたくなに転職に反対する奥さんでも、今の会社よりも条件のいい会社から内定をもらえたら、転職を認めてくれるかもしれません。
内定先の会社に転職することが、奥さんにとっていかにメリットがあるかを説明しましょう。
奥さんにメリットがあれば、許してくれる可能性はゼロではありません。
とにかく自分だけでなく、奥さん自身のメリットを提示してあげてください
情に訴えることも
最終的には、情に訴えることも大事です。
「今の会社で働き続けたらうつ病になってしまう」
など、今の会社で働き続けると生活に支障が出てしまうことを、説明することも大事です。
「病気になってしまうと、家族を養っていけないので転職をしたい」
という説明ならば、奥さんもなかなか反対はしずらくなるのかもしれません。
理屈で説得できないときは、感情で説得するという方法もありです。
奥さんの性格をよく分析して、嫁ブロックをどうすれば解除できるのかをよく考えてください。
嫁ブロックをうまく解除して、ぜひ転職を成功させてくださいね。
