「仕事を押し付けられて自分だけ残業させられる・・・」

ほかの上司や先輩が帰宅しているのに、自分だけ仕事を押し付けられて残業をさせられてしまうと、本当に最悪です。

しかも残業代もつかないとなると、そんなブラック企業で働き続けることは難しくなります。

今回体験談を寄せてくれたおまつさんは、ハローワークの求人に応募して総務職として就職したのですが、その会社は上司や先輩に仕事を押し付けられるブラック企業でした。

そんなおまつさんの、就職から退職に至った経緯の体験談をご覧ください。

上司や先輩に仕事を押し付けられるブラック企業を退職した体験談

  • ハローワークで総務職の求人に応募
  • 上司や先輩に仕事を押し付けられる
  • 会社にいたことを思い出したくないくらいの辛い経験
  • 在職しながらの転職活動で転職先を決める
  • 体や心を壊してしまう前にブラック企業から立ち去りましょう

ハローワークで総務職の求人に応募

43歳の女性、おまつと言います。

総務、人事、経理、営業アシスタントなどを経験してまいりました。

社内で大勢の人と関わる仕事をしてきたためか、人とコミュニケーションをとるのは得意なほうです。

39歳のときに総務職の求人をハローワークで見つけ、応募しました。

応募する際にハローワークでは、他に応募した人が何人いるのかを教えてくれるのですが、その求人には10人ほど他の応募者がいて、割と人気があったように思います。

その求人は条件も悪くなく、面接のときも働きやすい環境(残業が少ない、福利厚生が充実しているなど)であることをアピールされたので、採用が決まった時には「よい会社に転職できた」ととてもうれしかったです。

上司や先輩に仕事を押し付けられる

しかし現実には、よい会社というわけではなかったです。

私が勤務したのは、「新人に仕事を押し付けて自分は楽をする」という風潮のある部署でした。

上司や先輩に初めから大量の仕事を引き継ぎ、明らかに一人分の業務量ではありませんでした。

それでも最初から「こんなに作業はできない」と言うことは憚られ、自分なりに効率を考えて業務をしていましたが、周りは定時に帰る中で一人だけ遅い時間まで残業するのがすぐに常態化しました。

上司にキャパをオーバーしていることを訴えましたが、その上司も仕事を押し付けている一人なのでまったく取り合ってもらえず、あきらめるように・・・。

さらに残業代も一切つかず、このままでは体を壊すと思い退職を決めました。

上司に退職の旨伝えたところ、その日から説得のための面談が何回も続き、最終的に社の会長からも説得の面談が数回ありました。

毎日「意志は変わらない」と言わなければならないことが苦痛でした。

会社にいたことを思い出したくないくらいの辛い経験

今でもあまりその会社にいたことを思い出したくありません。

思い出すと働いていた当時の気持ちに引き戻され、いやな気持がよみがえります。

会社で仲良くしていた友達もいたのですが、退職後にその人と会うとやはりその会社のことを思い出すので、連絡をとるのをやめました。

とても仲良くしていたので、その友達からの誘いを何回も断るのもつらかったですが、理由をいうこともなんとなくできず申し訳ないなと思っています。

それくらい精神的に参っていたと感じます。

会社を辞めたという解放感はあまりありません。

辛い経験のひとつという感じです。

在職しながらの転職活動で転職先を決める

一人暮らしをしているため、辞めてから転職活動をするといった余裕はありませんでした。

とにかく知り合いに「求人している会社があったら紹介して」と片っ端から声をかけたところ、運よく知り合いの会社を紹介してもらうことができました。

在職しながらの転職活動ということを理解してくださったので(平日は遅くまで残業しているなど)、休みの日に面接をしてくださり無事次の仕事先を決めることができました。

ハローワークや転職サイトの求人情報は、どこまでその会社の現状に沿っているか怖くなったため、ほとんど利用しませんでした。

体や心を壊してしまう前にブラック企業から立ち去りましょう

家庭があったり、一人暮らしだったり、会社を辞めたら生活はどうなるんだろうと不安に思って、ブラック企業で働き続ける人はたくさんいると思います。

心も体も疲れ切ってしまうと、正しい判断ができなくなり(考えることにエネルギーを使うことが面倒になることもあります)、結局同じ日々を続けてしまう方もきっといると思います。

でも、あなたの代わりはいます。

突然会社に行かなくても会社はなんとかなります。

本格的に体や心を壊してしまう前にその場(ブラック企業)から立ち去りましょう。

管理人の一言

就職した会社が、理想と違っていた時のショックは大きいですよね。

良いと思って就職した会社がブラック企業だった時は、最終的には辞めるという選択肢を取らざるを得なくなってしまいます。

今回体験談を寄せてくれたおまつさんは、「新人に仕事を押し付けて自分は楽をする」という最悪な会社に就職してしまいました。

ハローワークの求人は、事前に説明された条件と現実が大きく食い違っていることがよくあります。

もちろんすべてがそうではないのですが、ブラック企業かどうかをしっかりと見抜く必要があるでしょう。

求人票をよくチェックして、面接でもいろいろと質問をしてください。

自分のみは自分で守らないと、誰も守ってくれませんからね。

ブラック企業を避ける方法

ブラック企業を避けるためには、転職サイトや転職エージェントを利用するという方法もあります。

民間の転職サイトでは、求人票に嘘があるかをチェックしているので、その点は安心することができるでしょう。

また転職エージェントは、企業の社風や内部情報も知っていることが多いです。

エージェントにいろいろと質問をして、企業の内情を調査することも必要ですね。

また転職口コミサイトなどでも、しっかりと情報を入手しておきたいです。

一つの方向だけではなく、多方面から情報を集めてブラック企業を避けてくださいね。
 


 

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