「自分に合った仕事は何なのだろう？」
こんな悩みを持っている方は多いでしょう。
大学を卒業して就職をしても、「この仕事は自分に合っていない」「もっと別の仕事をしたい」と考えて会社を辞める方は珍しくありません。
そんな方の参考となるのが適職診断です。
適職診断とは
適職診断とは、職業や学問にどれくらい適した素質・能力を持っているかを判断するために実施されるもので、就職試験の際などによく実施されますね。
適職診断は、適性検査や職業適性検査などとも呼ばれますが、通常の面接ではわかりにくい資質、知能や学力、性格などを科学的、客観的に測定することにより受検者の適性を調べるのが目的です。
この適職診断は、どれくらい信頼性のあるものなのでしょうか。
適職診断の信頼性
適職診断・適性検査をしたことのある学生の方は多いのではないでしょうか。
最近はネットを使って簡単に適職診断をすることができます。
適職診断はいろいろな業者などから出されており、それらは心理学者らの人格理論に基づいて作られているものも多く、その結果にはある程度の信頼性があるものと考えられています。
ただ、適職診断で出された結果が完全確実というものではもちろんありませんので、この辺りはよくわかった上で受ける必要があるでしょう。
自分に合った職業・仕事は、適職診断だけで簡単にわかるものではありませんよね。
子供のころからなりたかった職業を持っている方もいれば、突然に天職といえる仕事に出会うということもあります。
またいろいろな仕事をしているうちに、自分に合った仕事がみつかることもあるでしょう。
「習うより慣れよ」という言葉がありますが、何度も転職をしていろいろな仕事をしているうちに天職に巡り合うことはよくある話です。
適職診断は参考程度にとどめて、まずはいろいろな仕事をしてみるということも大事なことといえるでしょう。
「現在の仕事が向いていない」
「仕事が合わないからやめてしまった」
という方は、とにかくいろいろな仕事にチャレンジしてみるという姿勢も大事になってくるでしょう。
いろいろ悩んでばかりいても始まらないのでまずは行動しましょう。
リクナビNEXTではいろいろな転職先があり、自分に合った仕事が見つかる可能性も高いです。
まずは転職サイトに登録して、仕事探しをしてくださいね。
適職診断の内容
リクナビNEXTなどの転職サイトで適職診断をすることができます。
適職診断・適性検査の内容は、それぞれ取り扱う業者により違いがあります。
ごく簡単な性格診断のようなものもあれば、「一般常識」や、「国語」「数学」といった学力的な問題、「性格」などの科目から構成されているものまでいろいろです。
リクルートマネジメントソリューションズが提供する適性検査「SPI」は有名ですが、これも大きく分けて適職診断の一つといえるでしょう。
「SPI」はよく企業の採用の初期段階などでも利用されているのですが、その人自身の一般常識・学力・性格・嗜好などを総合的に判断するためにこのような科目で構成されているということですね。
適職診断・適性検査にもいろいろあるということを、まずは覚えておきましょう。
自分の適職・天職を探すためには簡単な適職診断をすればいいですし、企業側が採用の参考にするにはSPIのような適性検査が必要とされているということです。
ただこの適職診断・適性検査もあくまで完璧なものではないということを忘れないでくださいね。
転職は悪いことではない
最近は新卒で就職しても仕事を辞めるということは珍しくありません。
新卒で就職して3年以内の離職率は3割にもなっています。
ということは新卒者の3分の1は転職をするということです。
転職をすることで自分に合った仕事に巡り合うこともありますし、キャリアアップをすることもできます。
転職にネガティブなイメージを持ちすぎることなく、自分に合った仕事を探すというのも一つの方法です。
ただ現在の仕事を合わないからといってすぐやめるのではなく、現在の仕事をつづけながら転職先を探すほうがリスクは少なくなります。
働きながらでもリクナビNEXTなどの転職サイトを利用することはもちろん可能です。
自分で動き出さないと何も変わらないので、まずは転職サイトに登録して自分に合った仕事探しをしてくださいね。
