「転職したいけど何をしたらいいかわからない!」
このような理由で、転職活動を始めることができていないなら、本当にもったいないです。
当たり前の話ですが、転職を成功させるには転職活動をする必要があります。
しかし実際は、転職はしたい気持ちはあるけれど、転職活動を始めない方がたくさんいます。
転職活動は特段難しくありません。
手順通りに転職活動を進めて、ぜひ新しい人生を歩んでください。
転職活動の進め方とその手順
- (STEP1)事前準備・情報収集
- (STEP2)応募・選考
- (STEP3)面接
(STEP1)事前準備・情報収集
事前準備をしっかりとしておきましょう
いきなり何の考えもなく、突然会社を辞めてしまうのはおすすめできません。
転職のプランニングをしっかりとたてておくことは、転職活動を成功させるためにとても大事になります。
- 自分が転職したい理由
- 志望業界
- 転職のタイミング
- 自己分析
これらをしっかりと事前に準備しておきましょう。
自分が転職したい理由を明確化しておく
まず最初に、「なぜ自分は転職をしたいのか?」ということをもう一度考えてください。
例えば、
- 「ブラック企業に耐えられない」
- 「上司のパワハラに耐えられない」
- 「安い給料で将来が見えない」
- 「今の仕事が向いていない」
- 「もっと大きな仕事がしたい」
などいろいろな理由があるでしょう。
その自分が転職したい理由を明確化しておくことは大事なことです。
ここで転職したい理由が曖昧なままだと、転職活動での求人選びも曖昧になってしまう可能性があります。
転職の成功・失敗というものは、自分自身の主観によるところが大きいです。
もし家族との時間を優先することを理由に転職するのなら、転職先で多少は給料が安くなっても、家族サービスができる休日が増えればその転職は成功と言えますよね。
転職が成功か失敗かは、いかに自分が満足できたかどうかということが重要になります。
そのためにも転職する理由をはっきりと明確化しておくことが必要なのですね。
志望業界の情報収集をしておく
「どのような業界・職種に転職したいのか」をしっかりと考えておく必要があります。
もし未経験の業界・職種への転職を考えているのなら、その分野についての情報収集は欠かせません。
例えば、SEやプログラマーといったITエンジニアの業界は、今とても人手不足の状況となっています。
20代での転職ならば、まったくの未経験でもこれらITエンジニアとして転職することも十分に可能です。
また営業職・販売職への転職ならば、未経験でも特に問題はないでしょう。
このように、転職前にある程度は志望業界についての情報収集をしておくことは、転職活動をスムーズに進めていくうえで大事なことなので、忘れないようにしてください。
転職のタイミングを考えておく
いつ転職をするかのタイミングも重要ですね。
働きながら転職活動をするのか、それとも会社を辞めてから転職活動をするのかによって、転職活動の期間は変わってきます。
また会社を辞めてからの転職活動だと、無収入の期間も生じてしまいます。
やはりオススメなのは、働きながら在職中に転職活動をするという方法です。
夜間や休日を上手に使えば、在職中に転職活動をすることも可能でしょう。
転職活動の期間は、短くても1ヶ月、長ければ半年ほどは考えておかなければなりません。
なんとなく転職活動をしていると、なんとなく時間が過ぎてしまうこともよくある話です。
「いつまでに転職をする」と一定の目標を決めておくと、スケジュールも立てやすくなります。
特に会社を辞めてから転職活動をする場合、その期間が長くなると精神的な焦りも出てきてしまいます。
会社を辞めてからの転職活動をする場合も、ある程度は転職活動を進めてから辞めるということも考えたほうがいいのではないでしょうか。
自己分析
転職活動を進めていくと、最終的には面接で合否が決まります。
面接の質問にしっかりと受け答えするためには、自己分析をして自分の強みやアピールポイントを知っておくことが必要となります。
「あなたの強みは何ですか?」という質問は、面接での定番でもあります。
このような定番の質問にしっかり回答できるように、自分自身のことを知っておかなければなりません。
ストレングスファインダーなどの診断テストで、しっかりと自分の強みを確認しておきましょう。
ストレングスファインダーは診断に費用が掛かりますが、今は無料で自分の強みを知ることができる診断テストもいろいろとあります。
「リクナビNEXT」のグッドポイント診断なら無料で自分の強みを知ることができるので、一度お試しください。
企業の情報収集をする
事前準備ができたら、次は転職を希望する企業の情報収集をしなければなりません。
情報収集のためには、転職サイトを有効に利用しましょう。
まずはリクナビNEXTに登録しましょう
転職サイトと言えば、「リクナビNEXT」です。
転職成功者の8割が利用している転職サイトなので、まずは登録をしていろいろな情報収集をしたいです。
リクナビNEXTでは、いろいろな条件を指定して求人を検索することができます。
- 年間休日120日以上
- 土日祝休み
- 月平均残業時間20時間以内
- 離職率5%以下
- 社宅・家賃補助制度あり
- 育児支援・託児所あり
など、さまざま条件で求人を絞ることができるのでとても便利です。
自分の希望する条件で求人を検索して、どのような求人募集があるのかをチェックしていきましょう。
リクナビNEXTは、実際に応募するかは別として、情報収集には欠かせないサイトです。
ライバルの転職者に差をつけられないように、まずは登録して情報収集をしてください。
(STEP2)応募・選考
情報収集を終えたら、次は実際に求人に応募することになります。
自分のペースで転職活動を進めたいという方は、先ほど登録したリクナビNEXTを使って実際に応募をしてください。
サイトから簡単に応募ができるので、とても便利です。
しかし第三者と相談をしながら転職活動を進めたいと考えるなら、転職エージェントサイトを利用すると非常に役に立ちます。
「リクルートエージェント」や「マイナビエージェント」などが、転職エージェントサイトとしては有名ですね。
転職エージェントサイトでは、転職のプロであるエージェント(キャリアアドバイザー)が、自分の転職活動をサポートしてくれます。
- いろいろな相談に乗ってもらえる
- 非公開求人を紹介してくれる
- 応募手続きの代行をしてくれる
- 面接の日程調整をしてくれる
このように転職エージェントは、転職活動を進めるうえで大きなサポート役を務めてくれるのですね。
特に在職中に転職活動をする場合、業務が忙しくてあまり転職のための時間が取れないこともよくあります。
そんな時に転職活動をサポートしてくれるエージェントの存在はとてもありがたいです。
第三者と相談をしながら転職活動を進めたいなら、転職エージェントを有効に活用したいですね。
(STEP3)面接
情報収集をして実際に求人に応募すると、「書類選考」⇒「一次面接」⇒「二次面接」⇒「内定」という段階を踏むこととなります。
面接は、通常2回程度実施されることが一般的です。
1回や3回以上の面接があるケースも見受けられますので、応募した求人先の企業が何回の面接をするのか調べておきたいですね。
この辺りの情報収集にも、転職エージェントは役に立ちます。
どのような相談をすればいいか?
- 「面接でどのような質問をされて、どのように回答すればいいか?」
- 「応募先の企業が採用で重視している点は何か?」
- 「以前に採用された人はどのような面接を受けたか?」
などをしっかりと相談しておくことで、採用の確率を上げることができますね。
また転職エージェントは、面接の日程調整のサポートも行ってくれます。
在職中に転職活動をする場合、面接の日取りには頭を悩ませるところです。
基本的に平日に面接は行われることが多いのですが、平日の夜間や土日に面接の日程を調節してもらうことも可能なことがあります。
もし平日の昼に面接が無理ならば、そのことをエージェントに相談して日程調整をしてもらいましょう。
会社の勤務時間中に仕事をさぼって面接を受けると、それがばれた場合に後々問題になることがあります。
会社をさぼることは避けて、勤務時間以外で面接の日程調整をしてくださいね。
転職活動は在職中と退職後のどちらにしたほうがいいのか?
「在職中」と「退職後」のどちらのタイミングで、転職活動を始めるかは難しいですよね。
私自身の意見としては、できる限り「在職中」に転職活動を始めたほうがいいと考えています。
会社を退職してしまうと、当然のことですが収入がなくなってしまいます。
無収入になることは、精神的な焦りを生む大きな原因になります。
やはり精神的余裕をもって、じっくりと転職活動に取り組むことこそ、転職を成功させる大きなポイントになります。
そう考えると「会社を辞める覚悟」ができた時点で、まずは転職活動に取り組み始めたほうがベターでしょう。
忙しくて転職活動ができないときはどうすればいい?
今の仕事が忙しくて、とても転職活動ができないという方もおられるでしょう。
そんな時こそ、転職エージェントを有効に活用したいです。
転職エージェントは、書類作成や応募手続きなど、いろいろなサポート・代行をしてくれます。
もちろん転職活動についての相談にも乗ってもらえるので、初めての転職活動には欠かせない存在です。
本気で転職を考えるなら、転職エージェントを活用しないのは、本当にもったいないことです。
ぜひ転職エージェントを有効活用して、自分の未来を変えてくださいね。