休職中に今の会社を辞めて転職しようと考えたことはありませんか?
しかし休職中の転職活動は今の在職中の会社にばれないのか心配になって、なかなか決意できませんよね。
どのような理由で休職中の転職活動が発覚してしまうのでしょうか。見ていきましょう。
休職中の転職活動がばれる理由
- 職場の同僚に相談する
- 会社支給のスマホを利用する
- SNSへ投稿する
休職の理由は、「心身の不調」がその多くを占めるでしょう。
しかしいったん休職してしまうと、職場に復帰する割合は50%しかないといわれています。
となると休職した半分の方は、そのまま退職しているということになりますよね。
人間が生活をして食べていくためには仕事が必要です。
退職後は新しい仕事を見つける必要があるので、転職活動をしなければなりません。
休職中に転職活動をして内定を取っておくと、退職後の生活が安定しするので、内定を取った後に退職するほうが望ましいです。
では在職中の会社に転職活動がばれる原因は何があるのでしょうか。
職場の同僚に相談する
転職活動が在職中の会社にばれる一番の原因は、自分自身で職場の同僚にそのことを相談してしまうことです。
これは休職中であっても同じことですね。
仲の良い同僚には、いろいろと相談をすることもあるでしょう。
しかしだからといって、転職活動をしていることを話すことは絶対にやめておく必要があります。
職場の同僚は、会社という組織内での運命共同体となっています。
もしその枠外に出る転職活動をしているのなら、ある意味では裏切り行為といってもいいでしょう。
もちろん会社という枠を超えて仲の良い同僚もいるでしょうが、転職の相談をすることはリスクが高いです。
転職以外の家庭の相談などは問題ないですが、転職の相談だけは会社にばれるリスクが高いので絶対にやめておきましょう。
特に休職中の転職活動について相談すると、ほとんどの同僚はいい気持ちがしません。
もし相談をするなら、会社とは関係のない友人にすることをお勧めします。
相談する友人がいない場合は、転職エージェントを利用して相談をするのもいい方法になりますね。
会社支給のスマホを利用
会社からスマホや携帯電話を支給されていても、転職活動にそれら会社からの支給品を利用することはやめておきましょう。
必ず自分自身のスマホで、転職応募先の企業と連絡を取ることを忘れないでください。
今のスマホは、設定一つで位置情報を把握することができます。
社員がさぼらないように、スマホに監視アプリをインストールしているケースもまれにですがあるのです。
またこれらの危険性がなくとも、退職後にスマホを会社に返却したときに、スマホの履歴から転職活動をしていたことがバレる恐れもあります。
休職中の転職は絶対に在職中の会社にばれてはいけません。
会社支給のスマホや携帯電話の使用は控えましょう。
SNSへ投稿する
自分が転職活動をしていることをツイッターやインスタグラムなどのSNSに投稿してしまう人がいます。
これは自分で転職活動をしていることを公開しているようなものなので、絶対にやめておきましょう。
また友人からの「転職活動うまくいってる?」などの返信でバレてしまうこともあります。
そのようなことがないように、公開を制限したりして、SNSから転職活動をしていることがバレないように注意してください。
心身の不調での休職中は、体調を整えるための休職です。
転職活動だけでなく、いろいろと遊びに行ったりしていることをSNSにアップすることも避けたいですね。
意外と同僚や上司は休職中のあなたのSNSをチェックしています。
休職中に、SNSをなにげなく更新してしまうこともあるので注意しましょう。
休職中の転職活動を成功させるポイント
- いったん復職をする
- 転職サイトを利用
- 転職エージェントを利用
休職中の転職活動は、法律的に違法というわけではありません。
過度の残業やパワハラで心身の不調となったときは、復職してそのまま会社で働き続けることは難しいことも多いでしょう。
そんな時は、まずとりあえず休職中に転職活動を始めてみることをお勧めします。
いったん復職をする
休職中の転職活動というと、休職中に内定を取りそのまま今の会社を退職するというイメージを持つ方が多いでしょう。
しかし私は、いったん今の会社に復帰することをお勧めします。
休職期間が長引くと、源泉徴収票の問題で転職先の会社に休職していたことがバレるリスクがあります。
いったん会社に復帰しておけば、この源泉徴収票から休職していたことがバレるリスクをかなり低くすることも可能です。
まず休職中にいろいろな企業の求人をチェックして応募をしておき、職場復帰してから本格的に転職活動をするという方法もありますね。
休職中にしっかりとスケジュールを立てておけば、職場復帰した後も転職活動をスムーズに進めることが可能です。
休職中にすべての転職活動を終わらせるのではなく、職場復帰後の転職活動も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
転職サイトを上手に利用
休職中に転職サイトに登録をして、いろいろな企業をチェックしてみてください。
休職中は時間があるので、いろいろな面からどのような企業なのかをチェックすることができるでしょう。
転職サイトを使うことは、今の転職活動には常識となっています。
休職中は時間があるので、1つだけでなく複数の転職サイトに登録して、できるだけ多くの企業のチェックをしてください。
自分に合った仕事が見つかる可能性が高くなりますからね。
転職エージェントを利用するという方法も
休職からそろそろ職場に復帰できそうな時期、もしくは復帰してすぐに転職エージェントを利用するという方法もあります。
転職エージェントに休職中であることを伝えることはあまりお勧めできません。
やはり休職中の転職活動だと、なかなかエージェントも企業を紹介しずらくなるのが現実です。
しかしそろそろ復帰できそうな時期、もしくは復帰してすぐに転職エージェントを利用することはとてもいい方法です。
転職エージェントならいろいろと相談しながら、転職活動を進めることができます。
職場復帰して休職中のように自由な時間が無くなっても、エージェントがいろいろなことを代行してくれますからね。
休職中に転職する覚悟ができたなら、転職エージェントをうまく活用しましょう。