就職だけでなく転職でも頻繁に利用されるSPI適性検査。
適性検査なので対策は必要ないという考えはやはりちょっと問題です。
最低限の対策をきちんとしておく必要があるでしょう。
SPI適性検査とは
SPI検査は、現在最も有名な適性検査・適職診断ではないでしょうか。
リクルートマネジメントソリューションズが提供する適性検査で、多くの企業が就職だけでなく転職の採用の場面で利用しています。
就職活動や転職活動をする際には本屋の就職専門コーナーをよく訪れると思うのですが、このSPI検査の本もよく販売されていますね。
SPI検査は、国語や数学といった能力適性検査と、性格適性検査から構成されているのですが、就職だけでなく転職の際にも事前に対策をしておくことが望ましいです。
SPI適性検査を提供しているリクルートは、検査の対策をしても意味がないと語っています。
しかしながら同じ問題が出ないにしても、SPI適性検査がどのような傾向があるのかを知っておくこと、慣れておくことは必要となります。
最低限の対策は転職前にきちんとしておきましょう。
SPIの能力適性検査とは
SPIの能力適性検査は、「言語能力検査」と「非言語能力検査」から構成されています。
「言語能力検査」とは、簡単に言えば国語能力を調べる検査で、語彙や文章についての検査が行なわれます。
「非言語能力検査」とは、簡単に言えば数学能力を調べる検査で、数字や図形などの言語以外の能力についての検査が行なわれます。
両者とも慣れればそれほど難しい問題ではないので、きちんと対策をしておきましょう。
SPIの性格適性検査とは
性格適性検査とはその名の通り、性格を調べる検査で、「性格類型」「情緒的側面」「行動的側面」「意欲的側面」の4つから構成されています。
どのような物事に関心があるか、どのような判断をするか、精神的な安定性はどうか、社交的であるか、行動的であるか、目標を持つことができるか、難問を解決する意欲があるかなどの測定をすることで、性格を調べるというものです。
こちらの性格適性検査は、あまり対策をしても意味がないものといえるでしょう。
ただまったく対策をしなくていいのかというとそうでもなく、あまりよくない性格が出るような答え方はしないように考えておく必要があります。
もちろんこれは本来の検査の意味を逸脱してしまうものなのですが、転職を成功させるために性格検査ではじかれないように、対策をすることは仕方がないことといえるでしょう。
具体的には、極端な性格が結果として現れないように注意をしましょう。
現在はSPI3が主流
SPIは誕生してから進化をしており、現在はSPI3が主流となっています。
SPIの対策をする場合は、SPI3の本を購入して対策をすればいいでしょう。
SPIは対策をしても意味がないと考えられていますが、どのようなものかを知っておくことは大事なことです。
SPI開発部監修のもと、SPIを徹底解説した「SPI完全ガイド」がリクナビNEXTのサイトでありますので、こちらで現在のSPIがどのようなものかどうかを知っておくことは最低限きちんとしておきましょう。