エンジニアの仕事は、一般の頭を使うというイメージと違い、実際は体力勝負のところがあります。

しかし残業が続くと体力勝負といっても限界がありますよね。

「もう無理、会社を辞めたい」と思っているエンジニアの方は、かなりの数になるでしょう。

そんなエンジニアは、慢性的な人手不足の状態が続いています。

逆に考えると、会社を退職して転職をするなら、今がチャンスの時期でもあるのです。

エンジニアの転職は今がチャンス

  • エンジニアは慢性的な人手不足
  • 景気が落ち込む前に転職を考えるべき
  • 働きながらの転職活動も可能

エンジニアは慢性的な人手不足

2018年1月15日に、リクルートキャリアが2017年12月の転職求人倍率を発表しました。

12月の転職求人倍率は1.92倍(前年同月差 +0.05)と、全体的に人手が足りない状況は続いています。

その中でもエンジニアは、やはりかなりの人手不足となっていますね。

IT系エンジニア全体で見ると、4.15倍の転職求人倍率となっています。

もう少し詳しく見ていきましょう。

  • SE・・・3.41倍
  • インターネット専門職(Webエンジニア含む) ・・・6.45倍
  • 組込・制御ソフトウエア開発エンジニア・・・5.00倍

 

これらIT系エンジニアの中でも、インターネット専門職がかなり人手不足となっていることがよくわかります。

  • 電気エンジニア・・・ 2.96倍
  • 機械エンジニア・・・3.05倍

 

IT系エンジニア以外でも、やはり求人倍率は高いですね。

このように、エンジニアの慢性的な人手不足の状態は依然解消せずに続いています。

これは転職という観点から考えると、かなりチャンスになりますよね。

ITエンジニアは完全に売り手市場

特にITエンジニアは、完全に売り手市場です。

転職先を見つけることは、難しくないでしょう。

一人で客先常駐させられているITエンジニアの方も多いと思いますが、より良い環境を求めて転職することを真剣に考えるべきではないでしょうか。

転職サイトを見てみると、エンジニアの求人募集は非常に多いです。

今の日本は、終身雇用をするという世の中でもなくなってきているので、できるだけ残業が少ない、かつ高収入の職場を探してみてください。

エンジニアとしての技術力があるならば、転職を成功させることは十分に可能ですからね。

景気が落ち込む前に転職を考えるべき

今がエンジニアの転職のチャンスだという理由の一つに、好景気があります。

今が好景気かどうかは議論のあるところですが、景気が回復してきていることは間違いありません。

しかし景気というものは、いつ悪くなるかわからないんですよね。

2011年のリーマンショックも、突然やってきた記憶があります。

いったん景気が悪くなってしまうと、世の中では本当に仕事が少なくなってしまいます。

リーマンショックの時なんて本当に悲惨でしたよね。

もちろんエンジニアとしての技術があれば、すぐに会社を解雇される可能性は低いでしょう。

ただ、会社を辞めて転職するのは難しくなりますよね。

全体的な仕事量が減ると、転職市場での求人数も減ってきてしまいます。

そうなると、転職のチャンス自体がものすごく減ってしまうのですね。

転職は、景気がいい時に考えるべきです。

今なら完全に売り手市場なので、好条件での転職が望めます。

日々の残業で疲れ切っているなら、転職を真剣に考えるべきなのではないでしょうか。

働きながらの転職活動も可能

転職に踏み切れない一つの理由として、

「もし転職先が見つからなかったらどうすればいいのか」

という不安な気持ちがありますよね。

この点については心配する必要はありません。

今の会社で働きながら転職活動をして、内定をもらった後に会社を辞めればいいのです。

在職中の転職活動は違法ではない

「えっ、働きながら転職活動をしてもいいの?」

と思う方も多いのですが、全く問題はありません。

というよりも、賢く転職を成功させている方の多くは、在職中の転職活動で転職先を決めてから退職しています。

もちろん会社にばれないように、転職活動をしたほうが望ましいです。

何かと面倒なことがありますからね。

ただ、もしばれたからといって、在職中の転職活動は違法ではありません。

日本国憲法では職業選択の自由が定められているので、たとえ就業規則で在職中の転職活動を禁止していたとしても、罰することはできないのです。

波風を立てないように、会社にばれないように転職活動をすることが理想ですが、もしばれたとしても違法ではないので、安心して転職活動をしてくださいね。

まずは転職サイトを利用

転職をしようと考えた時、ほとんどの方がまず「転職サイト」を利用します。

「リクナビネクスト」や「マイナビ転職」などですね。

これらの転職サイトでは、いろいろな求人を自分で調べることができるので非常に便利です。

100%の転職の覚悟ができていなくても、まずは転職サイトに登録して、求人を調べてみることをお勧めします。

エンジニアならたくさんの求人があるので、今の自分が働いている会社と比較してみてください。

好待遇の求人先が見つかるはずです。

ハローワークはお勧めできない

転職といえばハローワークを思い浮かべる方も多いと思いますが、ハローワークはあまりお勧めできません。

ハローワークは無料で求人募集ができるので、ブラック企業もたくさん紛れ込んでいます。

転職サイトには、質のいい非公開求人もたくさんあります。

こちらのほうが安心して会社選びができるので、まずは転職サイトを利用しましょう。

スマホで簡単に無料登録できるので、使いやすくていいですよ。

忙しい時は転職エージェントを活用

日々の仕事が忙しくて、転職活動ができない方は、転職エージェントサイトを活用しましょう。

転職エージェントサイトでは、転職のプロであるエージェントに相談しながら転職活動を進めることができます。

質のいい非公開求人を紹介してくれたり、応募手続きを代行してくれるので、忙しくても転職活動が十分に可能です。

「リクルートエージェント」などいろいろな転職エージェントサイトがありますので、忙しい方はこちらを活用してください。

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