「浄水器の訪問販売の飛び込み営業の仕事が辛いので辞めたい!」

浄水器の訪問販売は、悪徳というイメージを持たれてしまいがちですよね。

実際のところ詐欺とまでは言えませんが、かなり原価率の低い商品を高額で売りつけているケースも多いでしょう。

そんな浄水器の訪問販売を毎日繰り返していると、ノルマのプレッシャーと良心の呵責という精神面の疲労が大きく、辞めたいと思う日々が続きます。

そんな、浄水器の訪問販売が辛いので辞めたい人の対処法をみていきましょう。

浄水器の訪問販売が辛いので辞めたい人の対処法

  • 良心の呵責を感じるのなら、浄水器の訪問販売の仕事を辞めたほうがいいです

 

浄水器の訪問販売をして辞めたいと考えている人の多くは、悪徳浄水器販売会社に勤務しているのと思います。

実際に、塩素に反応する試薬を使って「水が汚れている」という詐欺的なセールスをする会社もいまだにあります。

何が辛い・きついかというと、やはり「だましている」ことに対する良心の呵責ですよね。

はっきりいって、悪徳商品の訪問販売で営業成績を上げようと思うのなら、この良心の呵責をなくさなければいけません。

もし良心の呵責をなくすことができないのなら、浄水器訪問販売の仕事を辞めて、別の会社に転職しましょう。

訪問販売の経験を活かした転職先の探し方

浄水器の訪問販売を辞めた後の転職先としては、どのような会社が理想でしょうか。

浄水器の訪問販売の飛び込み営業の仕事は、かなり難しいですよね。

浄水器のセールス=詐欺というイメージがあるので、なかなかうまくいかないことが多いはずです。

しかし、せっかく飛び込み営業の経験があるのですから、このセールスの経験を転職先でも活かしたいです。

問題は商品の質

訪問販売や飛び込み営業というスタイルは、それ自体が悪いわけではありません。

不動産販売・リフォーム・保険セールス・太陽光発電・自動車・布団・メガネ・消火器・教育教材・インターネット回線・金融商品など、ありとあらゆるものが訪問販売・飛び込み営業で売られています。

問題は商品の質ですよね。

本当にお客様のためになるいい商品なら、販売をしても「良心の呵責」を感じることはありません。

「良心の呵責」を感じるのは、自分がお客様をだましているという認識があるからです。

ストレスは心の中にある

「こんな2万円程度で売っている安物浄水器を、30万円で売るのは心が痛む」

こんな認識ではなく、

「うちの商品を使えば、本当に役に立つから皆さんに使ってもらいたい」

こう認識して売るのでは、精神的なストレスが全く違いますよね。

浄水器の訪問販売の仕事を辞めても、転職先でまた営業の仕事をする人は多いでしょう。

そんな時は、「自分が販売して心から良いと思える商品」を取り扱っている会社に転職することを考えてみましょう。

取り扱っている商品が違うだけで、訪問販売や飛び込み営業のストレスは全く違ってきます。

もちろんノルマや営業成績といったストレスはありますが、前向きに仕事ができるということは精神的に負担がかなり軽くなります。

給料や残業など労働条件ばかりで転職先を選ぶのではなく、どんな商品を販売しているのかという点に着目して転職先を探してみることも必要になるのではないでしょうか。

浄水器販売の経験を活かそう

過酷な浄水器販売の訪問販売・飛び込み営業の経験は、無駄にはなりません。

もちろん塩素に反応する試薬を入れるような詐欺的セールスはダメですが、その他にもいろいろなセールスの手法を学んできたはずです。

「インターフォンを鳴らして、ドアを開けてもらうまでの手法」
「お客様の購入しない理由をつぶしていく手法」

など、いろいろありますよね。

そのセールスの経験を活かして、商品が良ければ売り上げも上がる可能性が高いです。

ぜひ「いい商品・役に立つ商品」を販売してください。

ブラック企業が辞めさせてくれないときの対処法

浄水器販売のブラック企業では、かなり社風がやばい時がありますよね。

罵声は当たり前、時には暴力を振るわれるようなブラック企業であることも珍しくありません。

そんなブラック企業では、社員を辞めさせないために恫喝してくることもよくある話です。

「会社を辞めさせてください」と退職届を手渡しても、目の前でびりびりと破られることもあります。

「てめー、辞めたら損害賠償するからな」などと、脅されることもあります。

そんな時でも、まずは絶対に辞めるんだという覚悟を決めてください。

申し入れから2週間で退職は可能です

民法の第627条第1項では、雇用関係の終了について規定されています。

第627条1項
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

 
解約の申し入れをして、2週間が経過すればその雇用関係は終了するのですね。

簡単に言えば、退職届を提出して2週間が経過すれば、会社を辞めることができるということになります。

いくら会社が退職を認めてくれなかったからといって、2週間が経過してしまえばこちらとしては退職を主張できます。

まずはこの退職の申し入れから2週間後には、会社を辞めることができるということを覚えておいてください。

証拠を残しておきましょう

退職届を提出して辞めることを上司に伝えるときは、証拠を残しておくといいです。

具体的には、スマホの録音機能を使って、退職申し入れ時のやり取りの記録を取っておきましょう。

こうして証拠を残しておけば、「損害賠償するぞ」と脅されても対抗することができます。

実際脅し文句を言われたのなら、それも録音しておけば後々有利な証拠となります。

言った言わないの水掛け論にならないように、しっかりと記録を残しておいてくださいね。

辞めたいと思ったら転職活動を始めましょう

浄水器販売の営業の仕事を辞めたいと思ったら、まずは転職活動を始めましょう。

スマホで転職サイトに登録すれば、訪問販売をしながらでも転職活動を始めることはできます。

仕事を辞めてから転職活動をするのは、効率が悪いです。

辞めたいと思ったら、その時に転職活動を始めないと時間がもったいないですからね。

「リクナビネクスト」など、転職者のほとんどが利用するサイトにまずは登録してください。

求人を見て、面白そうな仕事の会社を見つけ、その会社をネットで調べて書類選考に応募しましょう。

ここまではネットだけで完結します。

もちろん面接は実際に出向かなければなりませんが、面接以外はスマホを使ってネットだけでできてしまうのは大きいです。

ネットだけなら、働きながらでも転職活動ができますよね。

辞めようか、辞めないでおこうかと迷っているのなら、まずは転職活動を始めましょう。

会社は世の中にたくさんあります。

自分が気持ちよく仕事ができる会社を、ぜひ見つけてくださいね。

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