新卒で携帯ショップの店員で働きだすとと、客からのクレームや店長や先輩の説教、客への押し売りなど、辛いことがとても多いですよね。
ストレスが積み重なって、うつ病になるのではないかと自分自身が心配です。
こんな携帯ショップ店員の辛いストレスの日々を解消するにはどうすればいいのでしょうか。
新卒で携帯ショップの店員に就職したけど辛いので辞めたい時の対処法を見ていきましょう。
新卒で携帯ショップの店員に就職したけど辛いので辞めたい時の対処法
- 感情をコントロールしてみる
- ストレスがなくならないときは会社を辞めることも
- 辞める理由は何でもいい。遠慮はしないことが大事
新卒で携帯ショップの定員として働くのは、本当に大変です。
「ドコモショップ」「auショップ」「ソフトバンクショップ」の3大キャリだけでなく、最近は「ワイモバイルショップ」などの格安スマホのキャリアもあります。
携帯ショップの店員は一見華やかに見えますが、内情は辛いこと・辞めたいと思うことばかりです。
- 「料金プランを覚えるのが大変」
- 「ノルマがある」
- 「客からのクレームがひどい」
- 「店長が怖い」
- 「先輩が冷たい」
- 「残業・休日出勤が多い」
- 「押し売りをしなくてはいけない」
- 「昼休憩なしで働かされる」
まさにブラック企業といえる仕事内容ですよね。
私の友人の女性も携帯ショップ定員として働いていましたが、激務とストレスで生理がこないほど体調を崩して、結局辞めてしまいました。
その友人によると、とにかく店長と先輩のパワハラがひどく、人間関係が最悪だったとのことです。
昼休憩もまともに取らせてもらえないほどの辛い仕事に加えて、人間関係が悪い職場だと仕事を続けるのも難しくなってしまいますよね。
では、そんなストレスばかりの携帯ショップ店員を新卒が続けていくには、どうすればいいのでしょうか。
感情をコントロールしてみる
無感情を意識する
人間は感情の生き物です。
「うれしい」「楽しい」といったプラスの感情と、「つらい」「嫌だ」「腹が立つ」といったマイナスの感情を持ち合わせています。
このマイナスの感情が、心の中の許容量を超えてしまったときにストレスからうつ病になったりするのですね。
ストレスを回避するには、感情をコントロールすることが大事になってきます。
心をニュートラルな状態、いわゆる「無感情」に保つことができれば、ストレスを感じることはなくなるのですね。
もちろん、いきなり無感情にするというのは難しいでしょう。
まずは無感情・ニュートラルな感情を保つことを意識してみてください。
相手の怒りの感情を受け流す
例えば、「上司のパワハラ」「客からのクレーム」に対しても落ち込む必要はありません。
「ふーん」といった感じで、ニュートラルな感情を保ちましょう。
世の中にはいろいろな人がいます。
自分ではコントロールできないことばかりです。
自分でコントロールできないことに、いちいち感情を荒げても仕方がありません。
他人の怒りの感情に正面から対応することなく、軽く受け流してしまいましょう。
ストレスで心を削られることを防ぐためにも、無感情の意識を取り入れてみてください。
いい人だからこそ感じるストレスもある
一生懸命な人ほど、ストレスを感じてしまいやすいものです。
特に新卒で携帯ショップに配属されたら、がんばろうという気持ちがわいてきますよね。
しかし現実は、ブラック企業ともいえるきつい仕事と複雑な人間関係が待っています。
しかも安月給で、残業代が出ないサービス残業をさせられたり、休日出勤をさせられたりとひどい労働環境です。
フロア担当だと一日中立ちっぱなしの仕事になりますし、窓口担当だと客からのクレーム対応やタブレットやインターネット回線をしつこくすすめて押し売りしなくてはいけません。
最近は、ウォーターサーバーを押し売りしなくてはいけないこともありますよね。
押し売りは精神的にきつい
タブレットやインターネット回線、SDカードやウォーターサーバー、または必要ない有料オプションをお客さんに押し売りするのは、心が痛みます。
これはいわゆる抱き合わせ商法というもので、利益を上げるためにいろいろな商品・オプションを抱き合わせで販売するのですね。
押し売りをすると心が痛み、ストレスと罪悪感を感じます。
はっきり言ってお客さんには必要のないものを、必要ないとわかっていながらノルマ達成のために押し売りするのですからね。
特に高齢のおじいさん・おばあさんの無知に付け込んで、いろいろなオプションをすすめるのは精神的にきついです。
上司のパワハラを無感情で乗り切るのはいいですが、押し売りの罪悪感を無感情で乗り切るのは難しいものです。
いい人ほど、逆にストレスを感じてしまうことがありますよね。
ストレスがなくならないときは会社を辞める
もし携帯ショップ店員として仕事をしていること自体がストレスになっているのなら、会社を辞めるという決断をすることも考えなくてはいけません。
仕事は一つではないということを覚えておく
「会社を辞めること=ダメなこと」という風潮を持っている方が、まだまだ日本には多いです。
しかし会社を辞めることは、決してダメなことではありません。
世の中にはたくさんの仕事があります。
別に今の携帯ショップを辞めたとしても、別の会社で仕事をするればいいだけです。
激務のストレスからうつ病になり、社会復帰できない方が後を絶ちません。
正直なところ、うつ病になるほどのストレスを仕事で受けるのなら、そんな仕事はすぐに辞めるべきです。
うつ病予備軍の方は、とてもたくさんいるでしょう。
仕事と自分の健康なら、絶対に自分の健康を選ばなければなりません。
今の仕事を辞めたからといって世の中が終わるわけではなく、別の仕事を見つければいいだけですからね。
もしストレスで病気になりそうだと感じたら、仕事は一つではないということをよく考えてください。
今は転職が難しくないチャンスの時期
携帯ショップ店員は、どこも人手不足で忙しいですよね。
この人手不足は、携帯ショップだけではなく社会全体の傾向です。
日本経済の状態がよくなってきているので、多くの会社で人手を求めているのですね。
これは、今はとても転職しやすいチャンスの時期でということでもあります。
転職活動をしてみると、自分の希望する条件の仕事が見つかる可能性も高いということです。
転職は、その時々の景気によって成功するかどうかが大きく左右されます。
今は景気が良くなり、転職しやすい時期なので、このチャンスをぜひ活かしてください。
辞める理由は何でもいい。遠慮はしないことが大事
「店長になんて言ってやめたらいいの?」
会社を辞める決断をしても、店長に辞めると言い出せない方がいます。
一身上の都合でOK
「店長が怖くてやめると言い出せない」と感じているならば、そんなことは遠慮する必要はありません。
「一身上の都合で辞めさせてください」と言えばいいだけです。
特に辞める理由をこちらから説明する必要はありません。
「一身上の理由」で十分です。
もし店長から「何で辞めるんだ!理由を言え」と聞かれても、「一身上の理由です」と押し通してしまいましょう。
労働者は、理由に関係なく辞める権利があります。
こちらが辞めると言えば、辞めることは自由なのですね。
とにかく辞めることを遠慮してはダメです。
もし辞めると決めたなら、遠慮せずに辞めるといってしまいましょう。
辞める前に転職活動を始めましょう
ただ、辞める前にしておきたいことがあります。
失業保険はすぐにもらえない
それは転職活動を始めておくということです。
理想としては、携帯ショップで働きながら転職活動をして、転職先から内定をもらった後に辞めることがベストです。
こうすれば、携帯ショップを辞めてもすぐに別の会社で働くことができますからね。
内定までいかなくても、働きながら転職活動を始めることは大事です。
転職活動は、順調にいっても数ヶ月の期間はかかるでしょう。
携帯ショップを辞めてから転職活動を始めると、数ヶ月は無職の無収入の状態になってしまうということです。
自己都合退職の場合、失業保険は3か月後からしか支給されません。
無収入を避けるためにも、会社を辞めたいと感じた時には、まず転職活動を始めることをおすすめします。
スマホで簡単に転職活動ができます
今はスマホで簡単に転職活動ができてしまいます。
ネットの転職サイトを利用すれば、忙しく携帯ショップで働きながらでも転職活動が十分に可能です。
会社を辞めたいと感じたら、まずは転職サイトに登録をしましょう。
たいていの人が使っている大手の「リクナビネクスト」に登録すれば問題ありません。
ストレスが限界まで来ると、転職活動をする気力すら出てきません。
まだ気力が残っているうちに、転職サイトに登録をしておくことといいです。
無職になるのを避けるためにも、まずは転職活動を始めてくださいね。